【独学】社会人が情報セキュリティマネジメント試験を1発合格した勉強方法【これだけでOK】
情報セキュリティマネジメント試験の対策ってどうしたらいいの?
独学で合格したいんだけど、おすすめの参考書や勉強方法ってどうしたらいいんだろう?
こんな悩みを抱いている方向けに、
IT初心者(文系社会人)が独学で合格した経験をもとに作成しました。
・情報セキュリティマネジメントを独学で合格するための勉強時間
・おすすめの参考書
・効率的な勉強方法
・合格するためのコツ
この記事は「資格Hacks」さんにも紹介いただいています。
独学で学んだ時の気づきをギュッと凝縮して作成していますので、ぜひご覧ください!
情報セキュリティマネジメント試験の合格率は50~70%台
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する国家試験です。
合格率は50~70%台を行き来しており、2023年4月試験では76.2%でした。
情報処理技術者試験の中では合格率が高く、独学でも準備可能な試験であると考えられます。
試験内容について⇒CBT形式で120分
試験はCBT形式で全60問(時間は120分)です。
総合評価点が基準点(600点)以上の場合に合格となります。
〇科目A試験(旧午前の部)
4択の問題 48問
〇科目B試験(旧午後の部)
小問形式 12問
※いずれもCBT形式
独学で学ぶ効率的な勉強方法
独学に限らず、試験合格のためには
・試験範囲を把握すること(試験合格に必要な情報量の把握)
・試験対策を行うこと(問題演習で必要な知識獲得と傾向の把握)
がとても重要なカギとなります。
ではどうすればよいのか。
やることはシンプルです。
情報を網羅した参考書選びをすれば、試験合格に必要な情報量の把握と試験対策は十分です。
おすすめの参考書。⇒これさえあれば必ず合格点に到達できる
おすすめ参考書は以下2つ。このどちらか1冊を選べばOKです。
- 徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和6年度
- 情報処理教科書 出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント テキスト&問題集[科目A][科目B]2024年版
- 「本文解説→問題」といった知識が定着しやすいアジャイル式学習法がく見込めれている
- 試験に出やすい項目を重点的に解説されていて効率的
- サンプル問題&過去問題解説で合格力アップ
- 全文PDFダウンロード特典つき(ipadで勉強OK)
この参考書が優秀な理由は1冊で試験合格に必要な情報の把握と、過去問&予想問題を手に入れること。
合格するために必要な情報が過不足なく網羅されているので、必要以上の勉強になることも情報不足になることもなく、効率的に合格へ近づきます。
さらに嬉しいことに購入特典で、参考書の全文をPDFダウンロードができます。
ipadで勉強したいという方にはかなり便利です。本のテキストはほとんど使わずメルカリに出品したら1,000円近くで売れるし…(笑)
もうひとつおすすめなのが、
「情報処理教科書 出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント テキスト&問題集[科目A][科目B]2024年版」
- 「初心者が挫折しない本」をコンセプトにした入門書で分かりやすく解説されている
- 合格に必要な、最低限の知識のみに絞り、効率よく学習できる
- サンプル問題&過去問題解説で合格力アップ
- 全8回分の過去問題〈午前〉と、予想問題・サンプル問題の〈科目A〉をコンピュータ上で解けるWebアプリ付き。
このどちらかを選んでいる人が、多いので自分に合った方を購入してみてください。
どちらも良書なので安心してくださいね!
参考書選びで大切なこと
参考書選びで大切なことは2つ。
・最新版を購入すること
・参考書を選んだら、その1冊を使って勉強すること
これにつきます。
特に情報セキュリティ関連は年々内容が更新されていくので必ず最新版で勉強にするようにしましょう。
そして、1冊を極め、理解度を高めることが合格へのロードマップです。
中途半端に他の参考書への浮気すると理解度か高まりづらくなるから気を付けてくださいね!
問題演習:無料サイト「情報セキュリティマネジメント試験ドットコム」を使いこなす
情報セキュリティマネジメント試験ドットコムは完全無料で誰もが利用できるサイトです。
過去問題や予想問題が使いたい放題。
さらにCBT方式に近い形で勉強できるので実践対策にもかなり効果的なサイトなので、
絶対に使った方が良いと言い切れます。
- 過去問に丁寧な解説があるため理解度アップにつながる
- 複数の受験者が利用しているのでモチベーションアップに。
- CBT試験の実践練習として使える!
本番にかなり近いサイトだったのでCBT対策に直結しました。
問題に対する解説もしっかりあることに加え、自分が間違えた問題のみ解き直せる機能も備わっているので効率よく勉強できました!!感謝!!
…とはいえ、紙で勉強したいというあなたへ。
参考書はかなり限られていますが、この2つがおすすめです。
科目A試験(旧午前の部)対策
科目A試験(旧午前の部)攻略のカギは以下3ステップです。
①参考書をサラッと1周する。
参考書を1周する目的は「あ、この用語みたことがある」という情報を増やすこと。
分からない用語ばかりで大変ですがまずはサラッと読み進めてください。
一読ですべて理解することは無理なのでそこは割り切って下さい。
また、各チャプター後の過去問題はそのチャプターの良い復習になるので必ず解くようにしていました。
人は「思い出す」を繰り返すことが記憶の定着力アップにつながります。
だから復習や同じ参考書を何度も読み返すことが重要だと言われています。
そういうわけでチャプターごとの過去問は飛ばさず解くことをおすすめします。
はじめは分からないことばかりかと思いますが、一度で全部覚えようとすることはあきらめて何度も思い出すことで記憶を定着させるスタンスで読み進めていってください。
②過去問を解説を見ながら解き、理解を深める
結局のところ、
「問題と解説を読み、理解できなかったところを参考書を使って勉強する」
この繰り返しが効率的な知識習得につながりました。
参考書を1周読んだだけでは過去問は見事に解けませんでした。
10問解いたら9問は間違っているようなことがざらです。
でもこのやり方で勉強していくうちに、どんどん理解度が高まっていきました。
過去問3年分をこのやり方で解くと5割くらい解けるようになるはずです。
③自力で過去問を解けるようにする
解説を読みながら過去問を解くことが終わったら、自力で過去問を解き始めます。
私の場合通勤時間や電車の待ち時間に情報セキュリティマネジメント試験ドットコムの過去問道場を使ってとにかく問題を解きました。
1000問近くの問題があり、このサイトの内容を網羅することができたら十分合格点にたどり着けます。
間違えた問題のみ復習できるような機能もあるのでとても効率的に勉強できました!
科目B試験(旧午後の部)対策
結論、科目B試験(旧午後の部)問題はサンプル問題を完全に理解できるようにしておくことが合格への一番の近道です。
理由は2つ。
まず1つは長文になれるため。
国語の読解問題みたいだ…!
という意見がネット上に散見していますが、本当に問題文が国語の長文問題並みに長いです。
長文にメンタルをやられるかもしれませんが、必要な知識自体は科目Aとほぼ同程度
科目Aが7割近く解けるようになっていたら十分です。
2つめは、単純に知識があるだけではなく、問題を読み、状況に応じた答えを選択する力を養うため。
科目Bでは
「この場合の適切な対応とはいったい何なのか」
この問いに答えられる力が求められる試験内容となっています。
要するに、
①問題文から現場の状況を理解し、
②適切な対応が分かる
これができるようになったら合格点にたどり着きます。
そのために、サンプル問題や過去問を完璧に理解してください。
解説をよく読み、なぜこの回答である必要があるか説明できるレベルに達したら合格点にたどり着きます。
解説を熟読しながら答え合わせをしていくと分かるかと思いますが、 答えを導くカギは表や図、注意事項欄に記載されていることが多いです。
ですから、過去問を解く中では、問題文の中から回答の根拠となる鍵「現場の状況が記載されている箇所」と「なぜこの答えなのか」を理解できるまで問題と解説を精読してください。
これでグッと合格点に近づきますから!!
PC画面上で長文を読むことは想像以上に疲れるし、紙媒体で読むより頭に入ってこない感じがしました。過去問道場を使ってPC画面上で問題を解くことに事前に慣れておくことをお勧めします。
勉強時間・勉強期間
- Q.1 どれくらいの時間勉強した?
人によって多少時間はかわるかと思いますが、100時間は間違いなく勉強しました。
- Q2.期間としてはどれくらい?
試験対策は約2か月間でした。
とにかくすきま時間に問題を解くことを意識しました。
電車の待ち時間などの数分を利用して問題を解くイメージです。始業前の10分や電車の待ち時間などを利用して問題演習量を稼ぎました。
まとめ|情報セキュリティマネジメント試験は独学でも十分合格できる
今回は情報セキュリティマネジメント試験の独学勉強法を紹介しました。
IT初心者や文系出身の方であったとしても独学で合格できる試験です。勉強のコツを掴んで効率よくあなたの叶えたい未来にどんどん近づいて行ってください!!
その他何か試験を受けてみたいという方は「気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks」というサイトがあります。
資格探しをしている人のためになる情報が満載ですのでご覧下し亜
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!