駅伝を走って感じた「市民ランナーに引退ってないよね。」

3年ぶりに駅伝を走ってきました。
率直に一言で言うと、やっぱり駅伝は楽しい。
久しぶりすぎて、襷の渡しの立つ位置も、もらい方も忘れてしまっていた自分には思わず苦笑です。
ちなみに襷を受け取ってからも肩にかけるまであたふたしちゃいました。
それにしても襷をもらって走り出す時の高揚感ってすごい。
練習ペース以上のペースで走っても不思議と走り切れてしまうから怖い。笑
うっかり最初の1,000m突っ込みすぎて後半ビルドダウンしまくり。
そんな辛い思いをしたはずなのにまた走りたいと思ってしまう。
これが駅伝の魅力。
陸上を通して再開できる喜び
3年ぶりに走って今思うことは、タイムや順位ではありませんでした。
陸上を通して出会った人とまた陸上を通して再開できたことが嬉しかった。
このご時世なので打ち上げは出来ないけど、ちょっと喋っているだけで楽しい。
3年のブランクなんてなかったかのように話せる。
ああ、この人たちに出会えて良かったなーと心から思いました。
さらに、友達の友達とも自然と交流することができて、また新しい人脈もできた。
次の大会が楽しみになりました
市民ランナーに引退はない。
タイムについてはひどいものでしたが、正直本気でやってた時のように「悔しい」という気持ちは湧いてはきませんでした。
ほとんど練習をしていなかったのも影響しているかもしれません。
だけど、全力で駆け抜ける大学生の力走を見ていると込み上げてくるものはやっぱりあって。
ちょっとだけ陸上魂が残っているのかもしれないなと。
走るというと夏の暑い日も冬の寒い日も毎日走ることを想像してしまう。
だけど、一定期間だけ走るというスタイルでも十分楽しめるんじゃないかなって。
7月から走り始めて今では区間賞レベルの走りをしているチームメイトをみてそう思いました。
市民ランナーに引退はないよね。
この言葉今なら分かる。
1日休むと取り戻すのに3日かかる。
一度は聞いたことがある言葉。
無論間違っているとは思わない。
それくらい練習の継続が大事だと言うことだと思う。
だけど怪我をしているときはその言葉が、マイナスに働いてしまう時もあった。
2か月も走れなかったらすぐ引退を考えてしまっていた。
けれど今はそんなことは思わない。
自分のライフスタイルに合わせて走りたければ走れば良いよね。
どんな形であれ、スポーツを楽しむ時間はやっぱり楽しいね。